平野清椒庵 伏見稲荷 平野清椒庵 高野山

丁寧であること、本物であること。

平野清椒庵 伏見稲荷
平野清椒庵 高野山

about平野清椒庵の
こだわり

平野清椒庵

千二百年の悠久の時を超え・・・
弘法大師空海は、遣唐使として唐の国(現在の中国)で
当時日本に無かった新しい仏教「密教」を学ばれ日本に帰国、
密教を広めるため和歌山県高野山に
真言密教の根本道場をお開きになられました。
そして、平安京の地、京都にて東寺を嵯峨天皇より東寺を託され、
東寺の守護神として伏見のお稲荷様を招き境内に社を
建て東寺の鎮守として祀ったとされています。
これにあやかり全国の寺院建設の際には稲荷神を招き
お祀りすることになったとされています。
日本各地で修業され、民衆のために最善を尽くし、
数々の偉業をはたされ、平和を安寧なされました。
このようにして大師信仰は全国に広まりました。
その後、承和二年三月二十一日、
お大師様は高野山の地にて御入定なされました。
「身は高野(たかの)、心は東寺に納めおく」
お大師様の高野山と東寺への想いがご詠歌に残されています。
高野山と京都。
そのような数々の偉業を成しえたお大師様にあやかり、
沢山の皆様に『本物』を広く知っていただきたい。
私たちは、このお大師様ゆかりの地、高野山・京都伏見より
『本物』にこだわった薬味を皆様にお届けいたします。

平野清椒庵

transmit本物の
山椒を伝える

日本一の山椒の産地である
和歌山県有田郡有田川町の清水地域は、
仏教の聖地「高野山」を源流とする
有田川の上流に位置します。
山椒は風味がいのちです。
収穫されたばかりの山椒がもつ
風味を守るために、
産地に山椒の加工場をもっている
わたしたちにしかできない製法で、
手間暇を惜しまず仕上げた本物の山椒を、
世界遺産である仏教の聖地
高野山から世界に伝えたい。
平野清椒庵にしかない本物を
これからも伝え続けます。

選りすぐられた原材料のみを使用

わたしたちは、長年、数百件の産地の生産者の方々と共に山椒の取組みを続けています。
この取組みを通じた信頼関係から、毎年、良いものだけを選りすぐり、数十トンの山椒を出荷頂いております。
その中から、長年の経験をもとに、更に選りすぐった、その年の最高の山椒だけを平野清椒庵の製品に使用しております。
これができるのは、毎年、多くの山椒原料を取扱っているわたしたちだけです。

風味を守るために

山椒は風味がいのちです。
収穫された山椒は、時間が経つにつれ風味は失われていきます。
また、収穫後、通常は高温で機械乾燥されてしまいますので、乾燥の工程でも本来の風味は失われてしまいます。
わたしたちは、収穫された山椒の風味を守るため、産地に加工場を設け、収穫された山椒をすぐに、熱を加えることなく、時間をかけ、乾燥させます。
更に粉にする際も、熱が掛かってしまう粉砕機などを使用せず、石臼でゆっくりと時間をかけ、少しずつ粉にしていきます。
山椒の本物の風味を守るために、わたしたちは手間暇を惜しみません。

産地を守るために

日本一の山椒の産地は、高齢化による深刻な後継者不足が課題となっています。
わたしたちは、今までも、産地の方々と共に様々な課題解決を目指し、取組んでまいりました。
今後も、日本一の山椒の産地の持続的な課題解決を目指し、産地の方々と共に取組み続けます。

ぶどう山椒について

霊峰高野を源とする有田川が中央を貫く
和歌山県有田川町。
なかでも清水地区と呼ばれる区域は、
温暖な和歌山にあって
冬には積雪もあるという高原地帯です。
冷涼な水と空気のなかで育まれる山椒は
「ぶどう山椒」と呼ばれる品種で、
その名のとおり、大粒の実が
ぶどうの房のように連なってなるのが特徴。
果皮が厚く、強い芳香と清冽な辛みを有し、
日本一の生産量を誇る和歌山の山椒のなかでも
最高峰と誉れのたかい特別な品種です。

平野清椒庵では、この貴重な「ぶどう山椒」を、
粉山椒はもちろん、ねり七味をはじめとする各種製品にたっぷりと使っています。