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『山椒おやじ』のうんちく③更新しました!

 

こんにちは(*^^*)、『山椒おやじ」です!!

 

皆様いかがお過ごしですか?

 

最近ニュースで、鯨が湾内に迷い込んだり、大量の魚が浜辺に打ち上げられたり、日頃は深海にいて滅多に見ない深海魚リュウグウノツカイやダイオウイカが発見されたりと、不思議なことが多数発見されています。年の海流に特徴があるようですが、今まで獲れていた魚が全く取れず、最も寒い最北端の北海道で獲れたりと、今までにはなかったことが見受けられます。地球温暖化が進んでいる証拠なのでしょうか!?

 

あまり考えたくないですが、大地震の前触れではない事だけは願っています。

 

そんな地球環境が変わっていく中、『山椒』も「ヒトゴト?」、人ではないので「山椒事?」ではないんです。有田川町含む、ぶどう山椒の産地も年々収穫量が減っています。

 

気候もそうですが、高齢化による山椒農家さんが減って来ているのも原因です。

 

今回は、山椒を育てるための苦労と「山椒おやじ達」の目指す先についてのうんちくです。

 

 

 

受け継がれる栽培技術と品質管理

 

 

 

山椒栽培が盛んになるにつれ、病気に強い台木につぎ木するなど、ぶどう山椒の栽培法も改良されてきました。つぎ木した苗を定植すると、5年目ぐらいから収穫できるようになります。その後510年間は実がたくさん採れますが、だんだん樹勢が衰えてしまいます。1本の木は、だいたい10年から20年でその役目を終えます。

 

 

 

収穫は、5月中〜下旬の実山椒と、78月の乾燥山椒の2回。いずれも炎天下での手摘み作業です。実が傷まないように、一房一房ていねいに摘み取っていきます。収穫が終わっても気が抜けません。冬から春にかけては、翌シーズンの実付きをよくするため、せん定作業や堆肥の投入が欠かせません。

 

 

 

生産者は、安定生産と品質向上をめざして1968年に「しみず山椒生産組合」を結成、栽培技術と生産、収穫、乾燥、出荷の各段階での品質管理を統一しておこなってきました。こうした地区を挙げた取り組みによって、有田川町のぶどう山椒は高い評価を受けるようになったのです。高齢化の進む中山間地において、ぶどう山椒生産は地域を支える重要な産業となっています。

 

平野清椒庵の取り組み

 

日本一のぶどう山椒の産地であり、長年生産者の皆様と共に取り組みを行ってきた、有田川町清水の山椒の素晴らしさをもっともっと皆様に知っていただくために、古来より山椒が貢納されていたご縁の深い高野山に店舗を構えました。高齢化が進む山椒生産者の次世代の後継者育成活動の一助として、そして世界遺産の地からJapanese Pepper “SANSHO” を世界中の人々に知っていただきたく日々取り組んでいます。

又、令和3年に「聖地 高野山と有田川上流域を結ぶ持続的農林業システム」が、農林水産大臣により日本農業遺産に認定され、今後は、「農業遺産 保全計画」に基づくシステムの保全・継承活動により、認定を活かした地域振興にも取り組んでいます。

そんなことで、おちゃらけに見える『山椒おやじ』も実は真面目に取り組んでいるんですよ!!

是非、高野山にお越しになられました際には、当店にお越しください。 

山椒に関するご意見、ご感想や『山椒おやじ』、『山椒愛』へのファンレター!?等々、HPやインスタでお待ちしております。

 

地球環境にピリピリしてる『山椒おやじ』でした。

 

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